ブラックスワン
ブラックスワン
来ました。好き嫌いはあるだろうけど、個人的には最高傑作。
全てにおいて拍手喝采します。
ストーリー、音楽、演出、キャスト
どれもこれも素晴らしくって、本当に素敵?だったけど、
この映画で一番心が惹かれたのは、キャストたちの演技。
役じゃなくて、本人そのもののようだった。
ナタリーは元々バレーをやっていたらしいけど、あそこまでに痩せて骨と皮だけのように体を作って
自分自身で全てを踊る。そして喜怒哀楽の表現。喜びや楽しみといっても、ただの喜びだけじゃなくってその中に狂喜の喜び。苦しみの中の喜びなど。
ひとつひとつの表現力が半端ない。最高の表現者だと思う。
しっかし、ウィノナの評価が激高い中
僕はリリー役を演じたミラ・ケニスを推すかなー。
もちろんウィノナが過去のあらゆるものを全て捨てるように表現した狂気はすっげーわ。と思ったけれど、
ミラ・ケニスがハマり役過ぎた。役って言うかもう、そのものでしょ?ってくらい 笑
ナタリーの演技も確かに半端なかったけど、主人公の性格そのものが「そんな人いるか?」ってなかんじだったから、ミラ・キュニスが映えて見えたのかもしれないけど、、、素晴らしいな‐っておもった。
音楽ももちろん素晴らしかったけど、息づかいを上手く使っているところがまたすごくって。音楽やってるから、そこらへんは耳が行っちゃうんだけどね。
それにしても白鳥の湖のメロディーって、哀しいって言うか怖いっていうか。物語を忠実に?表現してる音楽だな、と。
それにしても、最初から最後まで、安心できなかったなあ。
映画を観終わって、動けなかった。
気がついたら、映画館に独りだけだった。
映画と現実は別物で、エンドロールが流れて、ライトアップしたら・・・こっちの世界に戻ってくる。って感じでいつも見ているのですが、だめでした(笑
戻ってこれなかった。
この映画すごいよ。ほんと。
良かったです。ありがとう。
☆ここのつッ!!
とりあえず、Blu-ray買います。笑