精神世界で繋がれたら
朝5時半、ちょっと外を歩く。
まだ陽は昇らないうちから始発電車が動いているかと思うと、ご苦労様ですと思わざるを得ない。
続く赤信号がやけに挑発的に感じる。
青みがかった空と、赤が互いに挑発しあっているようでとても綺麗で好きだ。
寒さに耐えながら、歩く。
耳へのお供は、
the BEATLES「Norwegian Wood」
まるで心の琴線を爪弾くような、優しいギターの音とフレーズが好きな曲。
映画、ノルウェーの森の主題歌でも有名ですね。
この曲を聞いていると何故か本当に優しい気持ちになって、よし!行くぞって思えるから不思議。やはり音楽は謎めいていますよ。
しかし…歌詞は凄い…。
逆ナンされて女の家に行ったら、おあずけくらってムカツイて放火した。
っていう内容だったり…。
メロディーや曲の雰囲気とは異なるBEATLESの歌詞は凄いと思います。笑
BEATLES独特の言葉遊びやブラックジョーク。ここがまたBEATLES面白いな−!ってなるハマリどころだったりもするんですけど。まあ、英語力ないので雰囲気で曲を楽しんでおります。
「Norwegian Wood」
そして、「Michelle」と続いて流れる。
この二曲が特に最近のお気に入りSong。
Michelleのイントロは半音階ずつベースが下がっていく、
クリシェって言われる所謂王道の作りなんだけど、
それがまさに際立っているというか、自然と心に溶け込んでくる不思議な曲。
BEATLESのラヴ・バラード曲でも一番好き。
裏切りとか絶望とか
誰を信じていいのか わからないこんな世の中で
精神世界で繋がれる人がいたら幸せだと思います。
それはすべて真っ白の世界。
あと、もう少し、かなあ。